サクッと短時間で手軽にLaravel12の開発環境を構築したい人向けの解説です。
※Laravel12は2025/02/24にリリースされました。

この記事のゴール
- Ubuntu上にLaravel12をインストールする
- Laravel12でDB接続できるようにする
- WEBブラウザで動作確認する
前提条件
- Ubuntu上でPHP8.2以降が使える状態
- Ubuntu上でComposerが使える状態
Laravel12インストール
「lara12app」という名前のLaravelプロジェクトを作成します。
作業ディレクトリ上で次のコマンドを実行します。
composer create-project laravel/laravel:^12 lara12app
※環境構築はこのコマンド1撃で終わりです!
筆者の貧弱環境でも10秒程度で終わりました。

Laravel11と同様に、プロジェクト作成時にSQLiteのデフォルトDBファイルを自動作成し、マイグレーションまで実行してくれます。

プロジェクトフォルダへ移動します。
cd lara12app

プロジェクトフォルダ群、データベースファイルも作成されていますね。
プロジェクトトップのフォルダ構成はLaravel11と同じです。
一応、設定ファイル「.env」を見てみましょう。

Laravel11から、デフォルトのDBはSQLiteになっています。
他のDB項目はコメントアウトされた状態になっています。
MySQLやPostgres等、他のDBサーバへ接続する際には、
こちらのコメントを外して設定すればOKです。
Laravel11のデフォルトの「.env」とのDIFFをとってみました。

APP_KEYは毎度異なるので無視します。
Laravel11との違いは次の2点です。
1.「APP_TIMEZONE=UTC」の項目がLaravel12では削除されています。
2.「CACHE_PREFIX=」の項目がLaravel12ではコメントアウトされていません。
一応、データベースの中身を見てみます。

テーブルの中身は空ですね。
WEBサービス起動
Laravel12のビルトインサーバーを起動してみます。
php artisan serve

※WEBサービスを停止するには[Ctrl]+[C]
WEBブラウザで確認
WEBブラウザで http://localhost:8000/ にアクセスします。

Laravel12のデフォルトページが表示されました。
以上です。
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