【Github Copilot CLI】GA4のMCPサーバーを使ってみた

Github Copilot

以前、Gemini CLIからGA4の公式MCP(Model Context Protocol)サーバーを使う記事を書きましたが、今回はGithub Copilot CLIで使っていきます。

前提条件

MCPの設定

Github Copilot CLIのMCPの設定をしていきます。

▼「~/.copilot/mcp-config.json」を編集

※「GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS」と「GOOGLE_PROJECT_ID」の値は自分のものに置き換えてください。

{
  "mcpServers": {
    "analytics-mcp": {
      "type": "local",
      "command": "pipx",
      "tools": [
        "*"
      ],
      "args": [
        "run",
        "analytics-mcp"
      ],
      "env": {
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "/home/macocci7/.config/gcloud/application_default_credencials.json",
        "GOOGLE_PROJECT_ID": "analytics-mcp-setup-473213"
      }
    }
  }
}

一応、Github Copilot CLI起動後の「/mcp add」で追加フォーム経由で登録できますが、

環境変数の箇所が面倒なので、ファイル編集の方が確実でしょう。

指示ファイルの準備

事前にコンテキストを渡しておく方が楽だし、動作の精度が上がるので、指示ファイルを準備します。

とりあえず、このプロジェクト専用の指示ファイルとして

「.github/copilot-instructions.md」とでもして作成します。

公式ドキュメントでいうところの「リポジトリ カスタム命令」というやつです。

GitHub Copilot のリポジトリ カスタム命令を追加する - GitHub Docs
プロジェクトを理解する方法と、その変更をビルド、テスト、検証する方法についての追加コンテキストを Copilot に提供するリポジトリ カスタム指示ファイルを作成します。

これで、Github Copilot CLI起動時に自動で読み込んでくれます。

▼「.github/copilot-instructions.md」

※プロパティIDは自分用に変えましょう

# Github Copilotへの指示のガイドライン

## 禁止事項

- ファイル削除
- ファイル名変更
- ファイルへの出力
- 指示がある場合に限りファイルへの出力を許可
- 既存ファイルへの上書きは禁止

## Google Analyticsのデータ取得

- ***必ずMCPサーバー `analytics-mcp` の設定を使ってデータを取得する***
- Google Analyticsの***アカウントプロパティは 378341469 を使う***
- 期間の指示がない場合は過去28日間を対象期間とする

## Google Analyticsの解析結果出力

- デフォルトはチャットへ表示する

Github Copilot CLI起動

では起動してみます。

copilot

analytics-mcp の設定が有効になっているようです。

ではデータの取得を指示してみましょう。

人気記事5件について、国別アクセスと言語環境の明細よろ

おー、こんな曖昧な指示なのに、ちゃんとGoogle Analyticsのことだと理解しているようです。

MCPサーバーのツールの実行に際しては、事前に実行許可を求めてきます。

今回は「3. Yes, and …」を選択してみます。

頑張って必要なデータを取得して解析して、データが揃うまで作業を続けてくれています。

ちゃんとチャットに出力してきました。(数値は検証した方がいいかも)

頼んでないけど、「アクティブユーザー(10秒以上滞在)」も付けてくれてます。

頼んでないけど、総評付けてくれてます。

せっかくなんで、ファイルに保存してもらいますか。

レポートを ./Report_[YYYYmmdd_HHiiss].md に保存してくだしゃれ([YYYYmmdd_HHiiss]は保存日時で置き換える)

保存の許可を求めてくるので許可します。

陽キャかよ。

ファイル出力されました。

▼保存された内容

# 人気記事トップ5 - 国別・言語環境別アクセス明細

**対象期間**: 過去28日間  
**レポート作成日時**: 2025年10月3日 23:06:28

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## 📊 人気記事トップ5 - 国別・言語環境別アクセス明細(過去28日間)

### 🥇 第1位:【Python】Ubuntu24.04への複数バージョンのインストールと切り替え
**総PV: 167 | セッション: 173**

| 国 | 言語 | PV | セッション | アクティブユーザー |
|---|---|---:|---:|---:|
| 🇯🇵 日本 | 日本語 | 151 | 157 | 108 |
| 🇯🇵 日本 | 英語 | 14 | 14 | 12 |
| 🇺🇸 米国 | 英語 | 2 | 2 | 2 |

**URL**: `/blog/2024/06/25/【python】ubuntu24-04への複数バージョンのインストールと切/`

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### 🥈 第2位:【Github Copilot】Agentモードを使ってみる
**総PV: 62 | セッション: 71**

| 国 | 言語 | PV | セッション | アクティブユーザー |
|---|---|---:|---:|---:|
| 🇯🇵 日本 | 日本語 | 60 | 70 | 47 |
| 🇫🇷 フランス | 日本語 | 1 | 1 | 1 |
| 🇯🇵 日本 | 英語 | 1 | 1 | 1 |

**URL**: `/blog/2025/07/07/【github-copilot】agentモードを使ってみる/`

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### 🥉 第3位:【Laravel12】サクッと開発環境構築(Ubuntu+Composer+SQLite)
**総PV: 60 | セッション: 74**

| 国 | 言語 | PV | セッション | アクティブユーザー |
|---|---|---:|---:|---:|
| 🇯🇵 日本 | 日本語 | 56 | 72 | 44 |
| 🇯🇵 日本 | 英語 | 4 | 2 | 2 |

**URL**: `/blog/2025/02/25/【laravel12】サクッと開発環境構築(ubuntucomposersqlite)/`

---

### 第4位:【Django】Ubuntu24.04へのインストール
**総PV: 44 | セッション: 42**

| 国 | 言語 | PV | セッション | アクティブユーザー |
|---|---|---:|---:|---:|
| 🇯🇵 日本 | 日本語 | 34 | 37 | 20 |
| 🇯🇵 日本 | 英語 | 10 | 5 | 5 |

**URL**: `/blog/2024/06/26/【django】ubuntu24-04へのインストール/`

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### 第5位:DBMLを使ってみた
**総PV: 41 | セッション: 46**

| 国 | 言語 | PV | セッション | アクティブユーザー |
|---|---|---:|---:|---:|
| 🇯🇵 日本 | 日本語 | 39 | 44 | 29 |
| 🇯🇵 日本 | 英語 | 2 | 2 | 2 |

**URL**: `/blog/2025/07/10/dbmlを使ってみた/`

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## 📈 総評

### アクセス傾向
- **圧倒的に日本語ユーザーが中心**:全記事で90%以上が日本からの日本語環境でのアクセス
- **Python関連記事が最も人気**:トップ記事は167PVで他を大きくリード
- **海外アクセス**:米国(2PV)とフランス(1PV)からの少数のアクセスあり
- **英語環境ユーザー**:日本国内からの英語環境でのアクセスも一定数存在(各記事で数件~十数件)

### 記事別特徴
1. **Python記事**:最も多くのユーザーを獲得(108名のアクティブユーザー)
2. **Github Copilot記事**:安定したアクセス、フランスからのアクセスあり
3. **Laravel12記事**:セッション数が最も多く、リピートアクセスが多い傾向
4. **Django記事**:英語環境からのアクセス比率が高め(22.7%)
5. **DBML記事**:ほぼ100%日本語環境からのアクセス

### 推奨アクション
- Python/Django関連のコンテンツ強化が効果的
- 英語版コンテンツの作成で海外ユーザー獲得の可能性あり
- Laravel関連記事はリピーター獲得に成功している

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**データソース**: Google Analytics (Property ID: 378341469)  
**生成ツール**: analytics-mcp via GitHub Copilot CLI

▼感極まって(ないけど)

恐悦至極に存じまするるるるるーーーーーー

Claudeよ、お前はそんなチャラい奴だったか?

あ、右下に月間リクエスト数上限300の内の残%が出てますね。

10月3日時点で19.6%使用、3日間でこれは使い過ぎたか。。

因みに、v0.0.333で「/usage」コマンドが追加されました。

Release 0.0.333 ?? github/copilot-cli
0.0.333 - 2025-10-02Added image support! @-mention files to add them as input to the model.Improved proxy support for us...

▼こんな感じで出力されます

Perplexity先生にどのバージョンで追加されたのか訊いてみたら

「リリースノートに記載はない」とか

「CHANGELOGにも記載はない」とか

「9月25日のパブリックプレビュー時に実装されている」とか

ウソだらけでした。リリースノートにもCHANGELOGにも明記してあるじゃないか。

▼リリースノート:v0.0.333

▼CHANGELOG

毎日見てるYoutubeチャンネルのYoutuberさんがPerplexityに全幅の信頼置いてるけど危ういなあ。。

おまけ

別セッションでの操作を録画してみました。

動作がモッサリなのは致し方ないのかな。。

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