【Laravel11】エラー共有パッケージ

Laravel

Laravel Newsで2024/06/11に掲載されていた内容ですが、

Laravel11.9からリリースされたSpatieのLaravel用エラー共有パッケージについての解説です。

Share Error Package for Laravel's New Exception Page - Laravel News
When Laravel moved to the new minimal default Exception Page in Laravel 11.9, Spatie released a Laravel Share Error pack...
GitHub - spatie/laravel-error-share: Share your Laravel errors
Share your Laravel errors. Contribute to spatie/laravel-error-share development by creating an account on GitHub.

解説記事の内容

Laravel 11.9 で Laravel が新しい最小限のデフォルト例外ページに移行したとき、Spatie は Laravel 例外を他のユーザーと共有する機能を復活させる Laravel Share Error パッケージをリリースしました。

パッケージをインストールすると、生成されたパブリック URL を介してローカル例外を他のユーザーと共有できます。

共有メニューはライトモードとダークモードをサポートしており、Laravel に同梱されているオリジナルの Laravel Ignition 例外ページとまったく同じように共有を作成します。パブリック共有を作成すると、同僚はスタック トレース、リクエストなどのコンテキスト情報、ルーティングの詳細、およびビュー変数にアクセスできるようになります。

このパッケージの詳細については、GitHub で完全なインストール手順を確認し、ソース コードを参照してください。また、Composer を使用して、このパッケージを Laravel 11 アプリの開発依存関係としてインストールすることもできます。

composer require spatie/laravel-error-share --dev

では実際にインストールしてみる

Laravel新規プロジェクト「share-error」を作成します。

composer create-project laravel/laravel:^11 share-error

中に入ります。

cd share-error

デフォルトでは「spatie/laravel-error-share」はインストールされていないので、追加します。

composer require spatie/laravel-error-share --dev

エラー発生ページの設置

手っ取り早くエラー発生ページを設置するなら、

ルーティングが一番早いと思います。

「routes/web.php」に追記します。

Route::get('/error', function () {
    return view('error');
});

※Bladeテンプレート「error」などというファイルは無いのでエラーが発生します。

エラーページを表示させてみる

ビルトインサーバーを起動します。

php artisan serve

WEBブラウザで http://localhost:8000/error にアクセスします。

エラーページが表示され、右上に「Share」と表示されています。

「Share」をクリックするとメニューが出てきます。

「Stack trace」「Request context」「Database queries」すべてチェック済の状態で「Create share」ボタンをクリックします。

Flareという、JavascriptとPHPのエラー共有サイトにデータ送信され、公開URL&ページが生成されます。

ここのURLをコピペすれば、仲間とエラー内容の共有が可能だというわけです。

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