前回の記事の続きです。
前回はBreezeとfilamentをインストールして、
Laravel11アプリケーションでマルチ認証機構と
管理画面の構築をしました。
今回は日本語化の設定を施します。
これからやること
- Laravel言語フォルダ設置
- Breezejpインストール
- filament言語フォルダ設置
- ブラウザで動作確認
Laravel言語フォルダ設置
Laravelの言語フォルダを設置します。
php artisan lang:publish
これで「lang/en」が作成されます。
Breezejpインストール
Laravel11アプリケーションを日本語化するパッケージ
Breezejpをインストールします。
composer require askdkc/breezejp --dev
Breezejpの日本語設定インストーラーを実行します。
php artisan breezejp
※筆者は既にスターボタン押下済なので「no」を選んでいます。
「lang/ja」が作成され、「.env」が日本語設定に変更されます。
これで、Laravel11アプリケーションとBreezeが日本語化されました。
※filamentは日本語化されていません。
filament言語フォルダ設置
filamentの言語フォルダを設置します。
php artisan vendor:publish --tag=filament-panels-translations
「lang/vendor/filament-panels」が作成されます。
当記事執筆時点では、このフォルダの中に、
英語と日本語を含め、50言語の設定ファイルがあります。
不要な言語のフォルダは削除しても構いません。
ブラウザで動作確認
WEBブラウザで http://localhost:8000/ にアクセスします。
トップページはビューファイルに英語でベタ書きされているので
このようになっています。
これが気に入らない方は、ビューファイルを編集します。
▼Bladeの場合は
「resources/views/welcome.blade.php」
▼Livewireの場合は
「resources/views/livewire/welcome/navigation.blade.php」
Log in
の箇所を、
{{ __('Log in') }}
のように書き換えると、言語設定によって表示が切り替わります。
同様に、
Register
の箇所を
{{ __('Register') }}
のように書き換えます。
トップページを再読み込みすると表示が日本語になります。
「ログイン」をクリックしてログインページへ移動します。
Breezeのログインページが日本語化されています。
登録したユーザーでログインします。
ダッシュボードも日本語化されています。
一度ログアウトしてから、管理者ログイン画面
http://localhost:8000/admin/login へ移動します。
日本語化されています。
登録済の管理者権限ユーザーでログインします。
管理画面も日本語化されています。
以上です。
▼Panel Builderのテュートリアルはこちら
コメント