サクッと短時間で手軽にLaravel11の開発環境を構築したい人向けです。
コンテナ群をガッツリ構築したい人は次の記事を参考にしてください。
この記事のゴール
- Ubuntu上にLaravel11をインストールする
- Laravel11でDB接続できるようにする
- WEBブラウザで動作確認する
前提条件
- Ubuntu上でPHP8.2以降が使える状態
- Ubuntu上でComposerが使える状態
Laravel11インストール
「Lara11app」という名前のLaravelプロジェクトを作成します。
作業ディレクトリ上で次のコマンドを実行します。
composer create-project laravel/laravel:^11 lara11app
※環境構築はこのコマンド1撃で終わりです!
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_01.png)
筆者の貧弱環境でも15秒程度で終わりました。
この標準出力を見てください。
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_02.png)
Laravel11では、プロジェクト作成時にSQLiteのデフォルトDBファイルを自動作成し、マイグレーションまで実行してくれます。
プロジェクトフォルダへ移動します。
cd lara11app
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_03.png)
プロジェクトフォルダ群、データベースファイルも作成されていますね。
一応、設定ファイル「.env」を見てみましょう。
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_07.png)
DB関連の設定項目ですが、デフォルトでSQLiteの設定です。
Laravel10では、他のDB項目を削除するようにしていましたが、
Laravel11ではコメントアウトされた状態で記載されています。
MySQLやPostgres等、他のDBサーバへ接続する際には、
こちらのコメントを外して設定すればOKです。
一応、データベースの中身を見てみます。
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_04.png)
さすがにテーブルの中身は空ですね。
WEBサービス起動
次のコマンドでLaravel11のWEBサービスを起動します。
php artisan serve
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_05.png)
※WEBサービスを停止するには[Ctrl]+[C]
WEBブラウザで確認
次のURLへアクセスします。
※ポート番号8000番であることに注意です。
http://127.0.0.1:8000/
![](https://macocci7.net/blog/wp-content/uploads/2024/03/laravel11_saku_06.png)
Laravel11のデフォルトページが表示されました。
以上です。
Telescope 等の開発補助機能を追加する場合は
次の記事を参考にしてください。
Breeze 等の認証機能を追加する場合は
次の記事を参考にしてください。
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